私見!. 「出る杭は打たれる」が、「出すぎた杭は打たれない」   

ちあきなおみさんの歌に惹かれたのは芸能活動から一時身を引いていた頃にさかのぼります.
それまでも歌の上手い人だな〜と思っていましたが、業界内のイザコザ(注)ともとれる記事を目にしたことです.
ああ、これでこの人も終わりか、ちょっと惜しいな〜.と言うのがその頃の感想でした.
その後に聞いた「ルージュ」や「それぞれのテーブル」で、あらためてちあきなおみさんの凄さに気づき
本格的に復帰した後はアルバムの発売が楽しみで、気がつけば新旧すべてのCDを集めていました.
真相はどうであれ、あのイザコザの渦中にあった頃のちあきさんは「出る杭」だったのでしょうか.
ここ数年のちあきなおみさんは多くのファンに後押しされた「出すぎた杭」となり、「打たれない」現象を起こしています.

誤字等の館(ごじらのやかた) 】 に面白い解説が載っていましたのでご紹介します.
「杭」とは、支柱や目印とするために地中に埋め込む棒であり、大抵は何本かを並べて立てます.
その際、杭の高さが揃っていないと不都合なため、他より飛び出た杭があればその頭を叩き、同じ高さになるようにします.
すなわち、「打つ」のは「微調整」のためであり、その目的は「他の杭と揃える」ことにあります.
これが日本人独特の「横並び指向」にマッチした結果、「集団から外れた者」への戒めとなります.
すなわち、このことわざの主旨は「周囲との違い」にこそあります.

★私見!.あの頃、ちあきなおみさんが目指していた歌に対する思い入れや歌の世界は
横並び思考の強い業界内には、掟(?)に反した行動とでも映ったのでしょうか.
でも、現在に至ってその正しさを実証したのは他でもない数多くの「ちあきなおみ」ファンだったかも知れませんね.
お休み中のちあきなおみさん、お目覚めになりましたらもっと「出すぎた杭」に!.あ〜、これも夢の中?.★

(注)【ちあきなおみ 断唱の奇跡】の中の一部にも関連した記述がありますので、ご参考までにご覧ください.

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