想い出 : 廃校になった新潟県朝日村小学校分校の子どもたち   

1981年から制作をはじめた自社カレンダーの三作目 (1983年版) は忘れられない想い出に残る一作です
このカレンダーに収録されている文章は、新潟県の朝日村小学校分校児童生徒全員(31名)の作文でまとめられています
たまたま校長先生と知り合ったことから生徒の作文を依頼したところ、間もなく廃校になる辺境の小さな小学校だったことがわかり
記念の一環として全校生徒の作文集を先生方が一切手を加えないことを条件にお願いして出来上がった、という経緯があります
公募など一般的に寄せられる素晴らしい作文の後ろには、指導される先生たちの影が垣間見えるのが世の常で
その結果 「こんな幼い子が、こんなに素晴らしい作文を書いた」(!) と、褒められて、感激される事になるのですが
この作品はそんな舞台裏を一切拒否し、新一年生 (入学後たった2ヵ月!) の子も含めてオリジナルのままで掲載しました
後年、カレンダー展の審査委員長でもあったコピーライターの向秀雄さんとお話をする機会があり、事情を説明したところ非常に感激されて
「どうしてこんな幼稚な(!)、しかも無垢な(!) 文章を載せたのか、当時疑問に思ったのだがやっと納得した」 と、評価していただいた
また、分校が廃校になった後も校長先生とは季節の折々に文通を続けたが、記念に残る出来事と感謝されたのがうれしかった
翌1984年、日本海沿岸を撮影旅行の途中にこの分校に立ち寄ったところ、校内放送で放課後に残っていた子どもたちが集まってきてくれて
みんなと記念撮影したこと、カレンダーが学校の廊下に貼ってあったのがとても印象的でした
あの子たちは今どうしているのかな?.立派な社会人になって頑張っている子、お父さんやお母さんになった子もいるのだろう
できればあの子たちに逢ってみたいと思っています.情報をお持ちの方はご連絡をお待ちしています
なお、カレンダー全作品を大きな画像でご覧になりたい方は 【こちらの会社】 に詳しく掲載されています
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